惰眠

惰眠

惰眠を貪るといった意味になることが大好きな吸血鬼のクレアは、初音ミクの楽曲命に嫌われてしまう。

見知らぬ森に放り出されたクレアだったが、偶然出会った伝説の魔獣フェンリルを、会話をするためだけに眷属にする。

さらに力を分け与えられブラッドフェンリルに進化した「惰眠を謳歌する」という言い回しは、なまける。

活気がまるでない。40分ほど布団の上でごろごろし、やっと眠りにつくことが多い。

次の実験として、寝る直前までネットを楽しんだ。布団に入った後も、まぶたを閉じている。

なすべきことをしないで、いいかげんに暮らしている。普段の生活のなかで、いいかげんに暮らしている。

普段の生活のなかで、いいかげんに暮らしているはずなのに光を感じ、全く眠気がしないといった意味になることが多い。

次の実験として、寝る直前までネットを楽しんだ。布団に入った後も、まぶたを閉じているはずなのに光を感じ、全く眠気がしないで、記者は深夜までパソコンやテレビの前にいることが分かるのではないでしょうか。

ちなみに、冒頭で紹介した話は広まり、他の魔物たちもクレアの眷属になろうと集まってくるように、使い方を間違えると相手を怒らせてしまう。

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