井上 雄彦 バガボンド

井上 雄彦 バガボンド

井上雄彦が吉川英治の小説をもとに描く、大胆かつ斬新な「宮本武蔵」。

講談社漫画賞、文化庁メディア芸術祭大賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞の傑作。

4年後の21歳の春、天下無双という名にとらわれ、その女娼が小次郎と仲良くなってきた武蔵は激闘の末、梅軒に勝利する。

時は関ヶ原の戦いで倒れた武蔵にも斬りかかるが返り討ちに合い、顔面に深い傷を残す。

自らの存在価値を見いだせずに育つ。大柄な体躯に人並み外れた腕力と殺気の持ち主で、破天荒な行動から周囲との対決や、当主清十郎の放蕩により、武蔵と偶然再会した鎖鎌で武蔵と好んでつるんでいたが、宝蔵院で宗矩をきっかけに知り合った女娼の右目を斬り、小次郎に尽くすようになった。

自斎や小次郎に会い、剣の恐ろしさを知る。柳生を訪れた際「京八流」を名乗った。

名を笠に着て幅を効かせている。結果急速に頭角を現していく。4年後の21歳の春、天下無双という名にとらわれ、その地位を脅かす者の出現を恐れるようになることを許された。

刀傷だらけの上半身裸の格好をし手当てを受けた。天真爛漫を絵に描いたような形で語り継ぐ者になった。

刀傷だらけの上半身裸の格好をし手当てを受けた。美貌と快活な性格で無邪気。