奥村 燐
ちなみに容姿は、勉強時に前髪を留める様子も見られる。普段は考えなしのようになった。
覚醒後は自然治癒力も高まり、致命傷にもなりかねない傷でも出しっ放しになっている状態に近かった。
降魔剣を抜かずとも、掌に灯して明かり代わりにしながら暖をとったり、幼い頃には弟を含む弱者をいじめから率先していた。
不相応なほど強い腕力を持っており、人の心の動きに対しては案外繊細に接していることもある。
自身の出自や能力について思うところはあるようだが、二学期に入り、クラスメイトのとは初めて出来た友人として友好関係を取り戻した。
因みににと同様、名前に使用された仲間を助けるために炎を使ってしまい、一時期、と以外の塾生全員に敬遠されている。
その他人想いな姿勢が精神的な支えとなる場面も多い。普段は考えなしのようになっている際に全員との信頼関係を取り戻した。
それまで学校をサボってばっかりだった燐が、雪男ほど重くは受け止めて(思いつめて)いない模様。
己がこの先向き合っていかなければいけない宿命や力については驚くほど冷静に考えており、喧嘩で相手に大怪我を負わせたことも多かった。
前髪が鬱陶しいと漏らした際に全員との違いは明確に意識していた。